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河野はできる子
森喜朗に怒られ、与謝野馨に怒られ… 河野太郎
昨年6月に発足した自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」では中心的な役割を果たした。各省庁、すべての予算を総点検、
課長クラスのヒアリングに要した時間は延べ200時間を超えた。
あまりにバラ色の説明で胡散臭いと感じた時は、担当部署など現場に乗り込み、予算の使い道を徹底的にチェックして詰めた。
ついには局長や次官クラスが自民党本部の重鎮に「何とかしてくれ」と泣きついた。
河野は、元首相の森喜朗に呼ばれ、「おまえいい加減にしろ」と怒られたという。その度に、「何で私がいい加減にしないと
いけないんですか。いい加減しろと言う矛先は役所でしょ。役所に言ってください」とケンカした。
河野は特に“国立マンガ喫茶”として有名になった、「メディア芸術総合センター」に噛みついた。土地に30億円、建物に70億円、
設備に16億円、事務費に1億円、合わせて117億円。「中に入れるマンガやアニメやゲームの予算が残っていないじゃないか」と
突っ込むと、「ご寄付いただこうかと思います」と文科省。
「(著名なアニメ作家、監督、脚本家である)宮崎駿さんがそっぽを向いたら、宮崎アニメは建物に入らないじゃないか。
そんなのありか。じゃあ、どうやって運営するんだ」と聞くと、入場料収入で1億5000万円、グッズの売り上げで2億円、
合計3億5000万円を見込んでおり、それで賄うと言う。
「入場料収入はいいけれど、グッズの2億円は仕入れがあるよね。当然、全部使えないよね。仕入れは幾らなの」と詰めると、
課長は「えっ、それは、その…」と言ったまま絶句したという。
「もうこれはダメだね、はい凍結」と結論を下した河野は、またしても前財務大臣の与謝野馨から、「河野はマンガやアニメや
ゲームの重要性をちっとも分かっとらん。けしからん」と怒られた。河野は言う。
「けしからんのは財務大臣でしょ。マンガやアニメやゲームが日本の文化として海外で評価されていることも、経済的に
重要であることも十分に分かっている。でも、何で117億円かけて5階建ての建物を作ると、マンガやアニメやゲームの
産業が盛んになるのか。何の説明もない」
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