09/09/13 13:22:02.37 rQjblGsV
野島孝一(映画ジャーナリスト・文化庁委員・毎日映画コンクールキネマ旬報選定委員・アカデミー賞日本代表作品選定委員 他)
松本人志が「大日本人」に続いて監督をした「しんぼる」のユニークな構成には驚かされた。これはもしかしたら大傑作かもしれない。少なくとも全世界で大反響を呼ぶ可能性がある。
最初はメキシコのプロレスラー、エスカルゴマン一家が出てくる。エスカルゴマンは一回りも若いレスラーと戦わなくてはならない。そして真っ白い部屋に閉じ込められた男(松本人志)が出てくる。
この男の脱出劇がおかしくて爆笑を誘うが、果たしてメキシコのレスラーとどんな関係があるのかわからない。観客のほとんどはあっけにとらわれて成り行きを見守ることになる。
詳しいことは、口止めされているので書くわけにはいかないが、VFXを大胆に使った映像は思いのほかスケール感があり、深遠な思索性がある映画かもしれない。そのメッセージが高尚のようであり、
そうでもないようでもあってなぞめいて感じられる。これが松本人志の仕掛けた思索の罠なのか、おふざけなのかと一瞬考え込んでしまう。
少なくとも日本映画は、たけしに続いてコメディアン監督の得がたい本能を得たといえる。「大日本人」に比べ、監督の力量は格段に上がった。
こんなん出ましたけど
>>976
それは知らんからだろ
新聞もいっさい読んでないだろうし