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日立HGSTが1.8インチHDDの生産を終了
<日経>◇記録媒体、世代交代進む 小型・大容量にシフト
パソコンや映像機器でデータを保存する記録媒体の世代交代が進んでいる。日立マクセルや三菱化学はMO(光磁気ディスク)から撤退。
日立製作所は超小型ハードディスク駆動装置(HDD)の生産を中止した。高速通信網や携帯音楽プレーヤー、ハイビジョン対応テレビなどが
普及。大容量で高精細映像を記録できるブルーレイ・ディスク(BD)や小型メモリーカードに需要がシフトしており、各社は成長分野に経営資源を集中する。
...中略
携帯音楽端末や映像録画向けも世代交代が加速している。日立グローバルストレージテクノロジーズは今年に入り携帯音楽端末などに搭載する
超小型HDD(1.8インチ型)の販売を終了。01年から米アップルの「iPod」などに搭載されたが、最近の携帯音楽端末はフラッシュメモリーを使う
製品が主力。今後はパソコン向けなどに好調な2.5インチ型に集中する。
DVDはBDへのシフトが進む。DVDの09年の国内市場は10億9700万枚と前年比2%増える見通しだが、台湾メーカーの低価格品攻勢などを受け、
日立マクセルが自社生産をやめOEM(相手先ブランドによる生産)調達に切り替えた。
ハイビジョン動画などを録画する消費者が増えDVDに比べ5倍以上の容量を備えるBDの需要が急伸。三菱化学メディアはシンガポール
工場のBDの月産能力を10月にも現在の2~2.5倍の100万枚に引き上げる。パナソニックやソニーも能力を増強している。BD対応の録画再生機の
国内出荷は08年に前年の約7倍の158万台になり、市場が拡大した。
記録媒体の世代交代は消費者にとってデジタル機器の持ち運びが容易になるなど利便性が上がり、高精細動画の録画も可能になるなどメリットがある。
三菱化学が日立などと容量が1テラ(テラは1兆)バイトの光ディスクを開発中など、開発・販売競争は激化している。
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日経新聞朝刊より