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【宇宙ヤバイ】9月11日、H2Bロケット初号機でのHTV打ち上げに世界が注目
HTV:宇宙開発で注目、日本の無人補給機 ISSへ向け11日、初の打ち上げ
地上400キロを周回する国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ日本の無人補給機「HTV」が
11日未明、初めて打ち上げられる。来年の米スペースシャトル退役後、大型機材を運べる世界で
唯一の補給機となるため、世界から注目が集まる。HTV用に開発された国産新大型ロケット
「H2B」も今回、初打ち上げだ。7月に完成したISSの有人宇宙実験棟「きぼう」と合わせ、
日本の宇宙開発は新しいステージに進むことになる。【奥野敦史】
◆観光バスが収まる
HTVは全長約10メートル、直径4・4メートルの円筒形で観光バスが収まる大きさ。スペース
シャトルのように繰り返し宇宙と地球を往復する再利用型宇宙船ではなく、「使い切り」型だ。
約6トンの貨物を積載でき、今回は食料品や、大気中の微量気体を観測する新しい実験装置など
4・5トンを運ぶ。機体はエンジンなどを納めた本体部と、貨物を運ぶ補給部に分かれる。補給部
は1気圧に保たれた与圧部と、宇宙空間にさらされ真空状態の非与圧部に区別される。
この非与圧部がHTVの特徴だ。縦2・5メートル、横2・7メートルの開口部があり、ISSの外側
につける部品など大型船外補給品を運べる。ISSへの物資輸送にはシャトル、ロシアのプログレス、
欧州宇宙機関のATVが使われているが、船外補給品を運べるのはシャトルとHTVだけだ。
与圧部もISSとのドッキング部分の開口部が、1・2メートル四方と大きい。ロシアの技術を
転用したATVやプログレスは、直径80センチの円形で、大型の船内実験ラックは運べない。
ISSドッキング後、与圧部にはISS搭乗員が普段着で出入りできるようになる。(後略)
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