09/08/30 01:36:33.06 Hk8ATYdZ BE:137333546-PLT(12001) ポイント特典
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日本のテレビに泣き笑い /大阪
◇平和の大切さを知る
イラク人にも懐かしのアニメ番組があった。バグダッドの会社員、ハッカル(36)は「グレンダイザー」を
挙げる。同じ世代のイラク人男性数十人に聞くと、全員がそう答えた。
「UFOロボ グレンダイザー」は、日本で70年代半ばに放映されたロボットアニメだ。
当時、私は小学生。「弟とのチャンネル争いに敗れて、しぶしぶ見ていたなぁ」と
ハッカルに言うと、「ありえない!」としかられた。「クラスのみんなが夢中だった。
最終回の時、もう見ることはないのか、と思うと悲しくて大泣きしたよ」。
イラクでは80年代に放映され、番組が始まる夕方6時には、子どもたちは必ず家に帰ったという。
女の子たちに大人気だったのも、やはり日本アニメの「ハロー!サンディベル」だった。
主婦のアムナ(34)は「サンディベルにあこがれて、同じ髪型のツインテールにしていたわ」とほほえんだ。
そのシャッバーブテレビが90年代末に放映した日本のバラエティー番組「フセン(城)」、
つまり「風雲!たけし城」が05年、バグダッドのローカルテレビで再放映され、新たなブームを呼んでいた。
番組は一般応募の挑戦者たちが、身体を張ってユニークなゲームに挑む。
その姿に「日本人はこんなに人生を楽しんでいるのに、俺たちは殺し合いばかり。
いいかげんにやめようぜ」の声が上がっていた。
たけし城主や谷隊長は、期せずしてイラクで平和の大切さを伝えていたわけだ。
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