09/08/25 22:58:54.42 t0nxDwMp BE:717692328-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/jisakujien_xmas.gif
富士通は8月25日、スーパーコンピュータへの取り組みに関する記者説明会を開催した。
化学研究所と共同で進める10ペタFLOPS級の次世代システムの中核となるSPARCプロセッサ「SPARC64 VIIIfx」の特徴などを紹介した。
富士通では現在、製品ラインアップとしてIAベースの汎用向けクラスタ型システムと、
SPARCプロセッサを使用するハイエンド向けスカラ型システムの2つを展開する。
開発は30年以上の歴史があり、これまで約400サイト1200システムを納入した。
2009年度は理化学研究所、宇宙航空研究開発機構、名古屋大学、日本原子力開発機構の4サイトで新システムが稼働する予定となっている。
テクニカルコンピューティングソリューション事業本部エグゼクティブアーキテクトの奥田基氏は、
スーパーコンピュータの市場動向について、従来の政府・研究機関を中心とした利用シーンが産業界に広がっていると説明。
同氏の予測ではサイトの約6割が産業界であり、医療やバイオ、工業、エネルギーなどの分野に拡大している。
富士通でも、次世代の半導体材料として注目されるカーボンナノチューブの生成計算、LSIの設計、
製品開発における電磁界解析や構造解析、流体解析などに使用しているという。
富士通は7月、理化学研究所と共同で2012年度の稼働する予定の新システムにおいて、
世界最速規模となる10ペタFLOPSの処理性能を目指すと表明した。
URLリンク(www.itmedia.co.jp)