09/08/25 13:24:36.14 NkM2FYwC● BE:508797656-DIA(111345) ポイント特典 株主優待
sssp://img.2ch.net/ico/o_anime_po.gif
本家/.の記事(Sunspots May Be Different During This Solar Minimum)より。
アリゾナ州Tucsonにある米国立太陽観測所の研究者、Bill Livingston氏と
Matt Penn氏によれば、太陽の黒点を生み出す太陽磁場が弱まりつつあるらしい。
著名な太陽天文学者である二人は1992年から、太陽磁場の影響により黒点付近の
鉄原子が発する電磁波の赤外線スペクトル線が分裂する現象(ゼーマン効果)を
元にした観測を続けてきた。彼らのデータ(論文PDF)を時系列でプロットしてみると、
今後数十年以内に太陽磁場が非常に弱まり、結果として黒点が完全に消滅する
可能性も示唆される。
ちなみに、彼らがこの研究に興味を持つきっかけとなったのは1645年から1715年
まで続いたマウンダー極小期と呼ばれる現象である。この時期、太陽の黒点数は
通常の11年周期の変動とは別に非常に減少し、太陽活動そのものも非常に
低調だった。このころの地球は中世の小氷期中期にあたり、非常に寒冷で不作が
続き、北半球各地では飢饉も多く発生した。黒点の減少が即小氷期入りを意味する
かどうかについてはまだ議論が続いているが、近年の地球温暖化の議論と
合わせて注目されている。
URLリンク(slashdot.jp)