09/08/11 21:13:03.55 WnvweAWo● BE:771127946-PLT(12000) ポイント特典
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東芝ブルーレイ参入 歓迎と苦言(麻倉怜士)
東芝は10日、ブルーレイ・ディスク(BD)規格の運営団体ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)に加盟を申請したと発表した。6月24日の株主総会で西田厚聡社長(現会長)が参入を検討していると匂わせて以来、
動向が注目されていたが、ついに正式発表となった。東芝のBD参入は、東芝にとってもBD業界にとっても、日本の記録メディア業界にとっても重要な意義を持つ出来事ではないかと私は思う。
まずはBDプレーヤーとBDドライブ内蔵パソコンから始める予定という話だ。プレーヤーは自社開発では間に合わないので、OEM調達だと思われる。プレーヤーをやるなら、まずはアメリカ市場からであろう。レコーダーなら日本だが。
確かにパソコンの人達はいまさらDVDドライブしか積めないのなんて、まったく商売にならないとぼやいていたから援軍になろう。
しかし、OEMのBDプレーヤーぐらいでは、“真面目に参入”とは言えない。東芝なら、得意の「RD」レコーダーをBDで、自社開発できちんと出さない限り、ユーザーは歓迎しないであろう。
私の基本的なスタンスは「東芝はぜひBDへ参加すべきである」で一貫していた。それは東芝が「HD-DVD」規格を進め、BD陣営と覇権を争っていた当時からの主張である。
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■前言撤回にはきちんと落とし前をつけて
以上のとおり、私も東芝のBD参入を素直に歓迎したいのだが、手放しで「歓迎」といえるほど事態は甘くない。
それは、BD参入に至る経過が明確でないこと、それ以上にHDーDVDを推進していた当時、きわめて強烈にBDを批判したことの落とし前がついていないからである。
(中略)
藤井氏は「BDが優れていたら土下座と言ったわけで負けるなら土下座と言った覚えはない。したがって、今でもBDは優れていないと思うので土下座する必要はない」と言うかもしれないが、
いまやそんな奇弁は通用しない。土下座が嫌なら土下座イラストをシールにして製品ひとつひとつに貼り付けてはどうだろうか。
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