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縄文時代の食から給食まで 埼玉の博物館で「食の文化史」展
ヒトは食べなければ生きられない。でも、だからこそ、
人間は食事という行為に工夫を凝らし、様々な意味づけ
をしてきたのではないか―。埼玉県立歴史と民俗の
博物館（さいたま市）で開催中の特別展「いただきます
～食の文化史」（８月３０日まで）を見て、そんなふうに感じた。
展示は２部構成。食の歴史を扱う前半では、縄文時代の
食に始まって、藤原京の食、江戸の花見弁当や旅籠
（はたご）の夕食、はては戦時中のイモと野草の昼食
までが、復元された模型の形で並べられる。
後半は、地元「武州・埼玉の食文化」がテーマだ。
年中行事の際などに供される特別な食に始まり、
狭山茶や草加せんべいなどの地場産業、お好み
焼きに似た「フライ」（県北）といったご当地グルメの
特集、食にかかわる県内ゆかりのパイオニアたちの
紹介と続き、明治から昭和までの給食２２食を模型
で再現したコーナーで幕となる。
略
URLﾘﾝｸ(www.asahi.com)