09/08/01 20:36:49.10 lrpKAej2 BE:839311463-PLT(12124) ポイント特典
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マンガ「ヴィンランド・サガ」から連想
■「海」「船」銘柄
幸村誠のマンガ『ヴィンランド・サガ』の7巻までを読んだ。舞台は西暦1000年前後のイギリスと北欧一帯で、ヴァイキングたちの物語だ。
・・・というと、海洋ロマンのようなステキなマンガを思い描かれるかもしれないが、とんでもない。
野蛮な海賊どもが殺し殺される(が、えんえんと続く)血なまぐさい話で、
「うーむ・・・キリスト教が席巻する前のヨーロッパってのは、かくもおそろしい世界だったのか・・・」と思ってしまう。
しかし6~7巻あたりから、少し様相が変わってくる。デンマーク王家(当時のイギリスはデンマーク・ヴァイキングの支配下にあった)の
王子の1人が、父王を抹殺して自分が王になり、良い国をつくろうと決意するのだ。
ただのケンカマンガ(?)から、権謀術数や政治戦のおもしろい話になりそうだ。
また、登場人物たちの過去も明らかになってきたりして、ちゃんとした人間ドラマになってきた。
7巻で感動したのは、上記の王子が空を見ながら言うセリフだ。
「神は・・・友を失い、親と子が殺しあう、そんな様のすべてを天空の高みから見下ろしているのだろう」
「しかし、私は(天上ではなく、あの世ではなく)この地上に楽土をつくる。
平和で、豊かな、行き苦しむ者達のための理想郷を」「もはや天の国も試練も要らぬ。
我々の楽園は地上にある、と神に言うのだ」。
私は以前、自分のブログにも書いたことがあるが、宗教は人の心を救うためにあって、
ただ祈るだけでは現実問題が解決するものではないと思う。
その意味で、この王子の言うこと、まことによく解るのだ。
というわけで、ヴァイキングからの連想で、「海」「船」をキーワードに探した優良銘柄。
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