09/07/26 08:25:34.30 /BqEX/9G● BE:842256645-BRZ(10000) ポイント特典
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安全性を確保した自転車に幼児２人を乗せて運転することができる「３人乗り」の解禁から１カ月が経過しようとしているが、
山梨県内では普及にブレーキが掛かったままだ。安全基準を満たす適用車は５万～十数万円と高価であるという
全国共通の理由のほか、自動車社会が定着している地方都市ならではの事情もネックになっているとみられる。
普及の鍵として行政支援に期待する声はあるが、自治体が助成制度を設ける動きはない。
一部の警察署は、自転車の事故が相次いでいることから、安全基準適用車に限定した３人乗りの周知を兼ねた
安全教室の開催を検討している。
「３人一緒に行動できるから、いいなあと思っていた。でも値段が高すぎて…」。
５歳と４歳の子を持つ南アルプス市川上の主婦（２６）は、自転車の３人乗り解禁を歓迎、自転車の購入に前向きだったが、あきらめた。
甲府市青葉町の「自転車ドーム甲府」は、自転車メーカーが売り出した３人乗り対応車のモデルを店頭に並べている。
「問い合わせは毎日のようにあるけど、契約者はまだいない」と、小野剛つよし店長。
「自動車での移動が便利な山梨では、なかなか普及しないかもしれない」とみる。
４歳と２歳の２人の子どもがいて、自転車後部に補助座席を付けて２人乗りをしている甲斐市竜地の主婦（２５）も、
３人乗り自転車に関心はある。だが「子育てに出費がかさむ中、５万円以上出して買おうとは思わない。
国や市町村が補助してくれれば、買いやすくなるのに」と話す。
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