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割れ厨涙目。DQ9に堀井の罠
11日に発売された人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト9(以下「ドラクエ9」)」に海賊版ソフトへの対策プログラムが施されていることが明らかになった。
発売直後の段階で「すでに対策プロテクトは外された」と言われたが、このプロテクト外しが新たな対策プログラムを起動する「ブービートラップ」になっていた。
4年半ぶりに発売されたニンテンドーDS用ソフト「ドラクエ9」だが、ここ数年、ネットで不正にダウンロードしたゲームデータを起動する機器「マジコン」が蔓延(まんえん)しており、
その被害額は3000億円にも達するとされている。今回発売された「ドラクエ9」もその例外ではなく、発売日の数日前の段階ですでにネット上にデータが流出していることが確認されていた。
情報筋によると「ドラクエ9」にはこのような不正ダウンロードで手に入れたゲームをマジコンで機能させないプロテクトがかかっていたと言われる。
だが、発売後まもなくこのプロテクトを解除する方法がネット上で伝えられはじめ、対策は失敗に終わったと思われていた。
だが、翌12日ごろからネット上の掲示板を中心に「マジコンを使うとクリア寸前でデータが消える」との情報が飛び交いはじめた。
これら掲示板上の情報をまとめると、物語終盤、突然画面が切り替わり、作者である堀井雄二さんのイラストとともに「まじこんをつかうなんてとんでもない!」とのメッセージが表示され、
ゲームデータである「冒険の書」が消えるようだ(写真)。また、中にはニンテンドーDS本体が動かなくなったとの報告もあった。これらの動作不良は、対策プロテクトを外したマジコンで起こっており、
プロテクト外しが新たな対策プログラムを起動させるという二重のトラップ構造であったようだ。
ソース
URLリンク(kyoko-np.net)