09/07/20 10:00:30.23 zp6VGY71● BE:623052037-BRZ(11590) ポイント特典
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（セ・リーグ、巨人０－１阪神＝延長十回、１２回戦、巨人７勝３敗２分、１９日、
東京ドーム）新井の負のスパイラルが止まらない。一回二死満塁で遊ゴロ、四回一死二塁で
一ゴロ、六回一死一、二塁で空振り三振。３度の勝ち越し機で凡退して、５打数無安打。
負けていれば戦犯必至だった。勝利にも笑顔がないのも、当然だった。
「開き直って力が抜けるといいんだが、力が入る場面ばっかり。練習では悪くない。
（スタメンを）外す気はないよ」
真弓監督も表情を曇らせる。６月３０日の中日戦（ナゴヤＤ）を最後に１５試合適時打＆
打点なし。９日の指名練習で打ち込ませた時に「（スタメン落ちは）考えていない」と
明言したが、改めて心中覚悟を口にした。
和田打撃コーチは「パニックになっている」と精神面の問題を強調。起用法について
「オールスターまで残り３試合。そこまでいってから。きっかけをつかんでほしい」と
先送りした。球宴期間中、２５～２７日が全体練習の予定。きざしがなければ９日同様、
特別に時間を取って“突貫工事”をする可能性も浮上する。
「楽しんでないよ、新井は。思いきっていくしかないだろう」
テレビ解説のため球場に姿を見せた星野オーナー付シニアディレクターも、猛ゲキを飛ばす。
代表監督を務めた２００８年北京五輪では、４番に指名した。それだけに、ふがいない姿は
見ていられなかった。
「元気を出していってもらいたいよね」
真弓監督は、あくまでも復調を待つ。１点を勝ち越した直後の十回二死二、三塁でも、
力なく空振り三振。心中覚悟の指揮官に応えるしか道はない。
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