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<日経>◇トヨタ、マツダと提携 ハイブリッド基幹装置、10万台規模で供給(1)
トヨタ自動車とマツダはハイブリッド技術で提携する方向で最終調整に入った。トヨタがハイブリッド車の基幹装置を供給。
マツダは同装置を組み込んだハイブリッド車を2013年にも発売し、同分野に進出する。年間10万台規模の販売を目指す。
トヨタはハイブリッド車強化の一環として、10年に欧州でも完成車の生産に乗り出す。本格的な普及段階に入ったことで、
環境技術を軸にした新たな世界的な提携の組み替えが動き出す。
マツダがハイブリッド基幹装置の供給を要請、トヨタが応じる方針を固めた。近く発表する。トヨタがハイブリッド基幹装置を本格的に外部供給するのは
初めて。04年に米フォード・モーターにハイブリッドの基幹装置を供給したほか、06年からは日産自動車にも供給しているが、実際の販売は小規模にとどまっている。
トヨタは電池やモーター、制御ユニットなどをグループの部品メーカーから供給する。部品をまとめたハイブリッド基幹装置として供給する案が有力。
マツダへの供給で収入を得ると同時に、量産効果を引き出し、自社に搭載するハイブリッド基幹装置のコスト削減効果を見込む。
マツダは主力の中型乗用車に搭載して販売する。これまでは15年にハイブリッド市場に本格参入する方針だったが、トヨタからの供給を受け、
発売時期を前倒しする。ハイブリッドの専用車を新規開発することも検討する。
マツダはこれまで筆頭株主であるフォードとハイブリッド車を共同開発した経緯があるが、試験的な販売にとどまった。経営不振に陥ったフォードが
昨年マツダ株の一部を売却したのを機に、トヨタに接近。ハイブリッド分野での提携先をトヨタに切り替えて急成長市場に参入する。
一方、トヨタはハイブリッドを世界販売拡大の戦略車と位置付けている。基幹装置の外販に踏み切ると同時に、10年に主力の英国工場(ダービー州)で
欧州向けのハイブリッド車生産に乗り出す。小型車「オーリス」にハイブリッドタイプを設ける。
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日経新聞朝刊より