09/07/11 08:52:26.44 ilaq6+qy BE:411998898-PLT(12002) ポイント特典
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うどんは発祥の地はどこ?新説めぐり香川VS京都
うどんは中国のめんが京都の禅寺で形を変えて生まれた―。こんな新説が最近登場し、“うどん王国”の香川県などで議論を呼んでいる。
香川では弘法大師として知られる空海が中国から持ち帰ったとの言い伝えが残っており、地元のうどんファンは「当時から伝わる讃岐地方の食文化だ」と反論する。
“京都発祥説”を唱えたのは奈良県香芝市の伝承料理研究家、奥村彪生さん(71)。14世紀以降の京都の寺院文献などにうどんが繰り返し登場するのが主な根拠だ。
うどんの語源はワンタンの中国語読みとの説が有力だが、奥村さんは「形が違う」と疑問を持った。調べると、めんを湯につける食べ方を室町時代の文献に発見。
細いめんだと湯につけるとのびてしまう。奥村さんは「太くてのびにくいうどんが、13世紀後半ごろ京都で生まれたのではないか」と結論づけた。
めん類は中国に留学していた禅宗の僧が日本に伝えたとされる。ただ日本のうどんは元来、つけ汁につけて食べるのが主流だった。
奥村さんは「中国のめん類にはない独特の食べ方で、余計な具を使わず素材そのものを味わうところも、禅宗の教えに沿っている」と話す。
一方、香川県では真言宗の開祖、空海が9世紀に中国からうどんの製法を持ち帰ったとする説が根強い。
讃岐地方ではその後、金刀比羅宮(同県琴平町)や四国八十八カ所の寺の周辺にうどん店が軒を連ねるようになったとされる。
地元の愛好家でつくる「さぬきうどん研究会」の真部正敏会長(79)は
「空海信仰と結び付いた俗説とも言われるが、空海が中国のめん文化に触れ、日本に伝えた可能性は十分にある」と反論している。
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