09/06/28 18:47:26.76 yvZacwDE BE:1689925267-PLT(13000) ポイント特典
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前略
重信被告らの過激な行動は、同世代にとっても衝撃的だった。その影響について、彼女自身はどう思っているのか。
「運動が行き詰まったとき、私たちは武装闘争に走った。
あのころ世界各地で同じように学生運動が盛り上がっていたが、諸外国でもみな武装闘争をしたかというとそうではなかった。
おのおのの故郷に戻り運動を続けたところもあった。故郷には家族や友人がいる。
行き過ぎがあればいさめてもらえるし、力にもなってもらえる。
あのとき、私たちも故郷に戻って運動を続けていれば、変わった結果になったかもしれない」
広がりを持てなくなった全共闘運動がわずか数年でしぼんだことについては、こう語る。
「学生だけの運動になっていた。当時は全体を見通せる気になって『世界を変える』といい気になっていた。
現実に多くの人たちに迷惑をかけ、彼らを踏みつけにしていることに気づいていなかった。
大義のためなら何をしても良いという感覚に陥っていた」
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