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スレタイ
美術館に飾られるような絵を描くには【やはりデッサン？】
ほくさい美術館：加須の田部井さんがオープン 所蔵のガラス絵や油絵など展示 ／埼玉
加須市北小浜のナシ農家、田部井仁市さん（６３）が、所蔵品を展示する「ほくさい美術館」を
自宅近くに２０日オープンさせた。千葉県在住の芸術家で、日本ガラス絵作家協会会長の
此木三紅大（みくお）さん（７１）によるガラス絵や油絵、鉄くずを使った彫刻など約６０点を常設展示し、
販売もする。アマチュア作品の展示も受け付ける。
田部井さんは約１０年前、旅先で偶然見た此木さんのガラス絵の美しさにひかれ、農業の傍ら
此木さんの作品を収集してきたという。田部井さんは「日本画にも西洋画にも似ていない個性的な
作風が好き。色づかいも美しい」と話す。
約５年前、田部井さんのナシ直売店を訪れた客に「加須にはうどんやこいのぼり以外に見るもの
はないのか」と聞かれ、「見どころになる文化的な施設を自分で作ろう」と、此木さんの作品公開を
思い立った。
鉄骨平屋建てで展示室の広さは約１４０平方メートル。総額約４０００万円の費用は農協から融資を
受けた。ピンクの内壁や紫色の外壁、作品の陳列順などは此木さんの意見を反映した。田部井さんは
「多くの人に見てもらいたい。お茶を振る舞うので気軽に立ち寄って」と話している。
開館は午前１０時～午後５時。一般８００円、小中学生４００円。毎週火曜、年末年始などは休館。
問い合わせは同美術館（電話０４８０・４４・９０１１）。