09/06/23 21:51:09.91 cCEs93B2 BE:2184521478-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/zuzagiko48.gif
学習、交友、進路相談
週に1度、個人面接
福岡市の福岡大(学生数2万人)に通う女子大学院生(24)は、高校生の時に、アスペルガ
ー症候群と診断された。成績は良かったが、人とのコミュニケーションが苦手で、「学校では
、休み時間が一番困った。どう振る舞っていいか全然、分からなかった」。ストレスが高じて、
うつ病を発症したのをきっかけに、精神科を受診した。現在も、病状が悪化すると大学に来ら
れなくなってしまう。
今年4月から、学生部内のヒューマンディベロップメント(HD)センターで週に1度、カウンセラ
ーによる個人面接を受けるようになった。「健康上の心配や、進路の希望などを話し合ううちに
、今後の見通しが少しずつ開けてきたように感じ、安心感が生まれた」という。
医師の診断は受けていないが、可能性が疑われる例も含めると、HDセンターで把握している
発達障害の学生は十数人に上る。個人面接のほか、実験リポートをまとめられない学生に教員
が個人指導を行ったり、必修科目の外国語の読み書きが困難な学生にはテストの代わりにリポ
ートを課して単位を与えたりと、学習面でもサポートする。大学病院の精神神経科の専門医と連
携しているのが特徴だ。
コミュニケーション能力や社会性の向上などを目的に、他の学生たちとの交流の場も設けてい
る。カウンセラーの屋宮(おくみや)公子さんは、「一口に発達障害といっても、状況は様々。包括
的できめの細かい支援が欠かせない」と語る。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)