09/06/23 19:53:24.23 CpAXWSC2 BE:593334353-PLT(12346) ポイント特典
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AMDのDirectX 11対応GPUは年内の市場投入が予定されているが,
この点についてBergman氏は「トップ・トゥー・ボトムでDirectX 11チップを揃える。今後,ローエンドでもDX10 GPUを出すつもりはない」と明言。
「(グラフィックス機能統合型)チップセットも,DirectX 11対応を果たすべく,開発を進めている」と述べる。
もちろん,ノートPC向けGPUも同様に,DirectX 11へ向かうようだ。
AMDは,DirectX 11対応GPUを,6月から,主要なゲームデベロッパやアプリケーションベンダに供給することで,
DirectX 11の登場後,速やかに対応アプリケーションが提供される下地作りに取りかかる。
ここ数年,ゲームデベロッパのサポートという観点において,NVIDIAに大きく遅れを取っていたATIだが,
DirectX 11タイトルの開発でイニシアティブを取っていく姿勢を見せたことは,これからのPCゲームタイトルの動向に,少なからず影響を与えそうである。
深刻な品不足が続く「ATI Radeon HD 4770」。
巷には,TSMCの40nmプロセスに欠陥があったなど,さまざまな噂が錯綜しているが,
Bergman氏は,「40nmプロセスの歩留まり対策は,TSMCと連係して5月から取り組んでおり,改善が見られるようになってきた」と説明。
ATI Radeon HD 4770の大量出荷が,6月末以降には可能になるという見通しを明らかにした。
もっとも,ATI Radeon HD 4770のバックオーダーは全世界規模で溜まっているのも事実なので,
市場へ安定して供給されるようになるのは,7月下旬以降と見るべきだろう。
「ATI Radeon HD 4770の供給が安定すれば,一部で『ATI Radeon HD 4850』と価格が逆転している,現状のような事態は解消できるだろう」
以上,Bergman氏の発言からは,DirectX 11を,グラフィックス市場における巻き返しのきっかけにしようと考えていることが強く窺える。
OEM関係者によれば,AMDは2009年内に,複数のDirectX 11対応GPUを市場投入する計画とのことで,
その状況は,NVIDIAの対応をはるかに先行しているとも伝えられる。
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