09/06/21 18:33:03.39 mVtL0k4W BE:1238922465-PLT(12000) ポイント特典
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奥州市江刺区の伊手保育所（菊池直所長、園児３０人）お別れ会は２０日、同保育所で開かれた。
７月１日から同区の藤里児童館と統合し同区藤里に新設した江刺南保育所に園児が移るため、同保育所は今月末で閉所する。
園児や地域の人々らは、３５年間慣れ親しんだ学びやの思い出を語り合いながら別れを惜しんだ。
伊手振興会と保護者会による伊手保育所お別れ会実行委が主催。園児や保護者、関係者ら約１００人が参加。
園児全員で「砂場や遊具でみんなと一緒に遊んだ。お家ごっこやサッカー、水遊びが楽しかった」と保育所での思い出を発表した。
同保育所で働いていた職員や卒園児の伊手小児童もそれぞれの思い出を語り、伊手に伝わる郷土芸能の金津流獅子躍りを踊ったり、
近くにある養護老人ホーム江寿園の入所者との交流などを振り返った。
同保育所は１９７４年に開所。以来４８７人が巣立ち、園児と保護者２代にわたって同じ保育所に通った人もいた。
同実行委員長の勝山信行伊手振興会長（６９）は「伊手保育所で培った良いところを新しい保育所に受け継いでほしい」と願っていた。
園児佐藤美羽さん（５）の母親由香さん（３３）は「娘は新しい友達ができることを楽しみにしている」と新たな保育所生活に期待を寄せていた。
江刺南保育所は、延べ床面積８９２平方メートル、事業費３億１００万円で建設。定員６０人でゼロ歳児から５歳児まで受け入れる。
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