09/06/21 14:30:22.52 pdRhEiOX BE:527310959-BRZ(10000) ポイント特典
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昨年7月に乗車前の飲酒検査を苦に自殺した京王電鉄バス(本社・府中市)の男性運転手(当時51歳)の遺族が19日、厳しい検査基準のために自殺に追い込まれたとして、八王子労働基準監督署に労災申請を行った。
鉄道・航空会社では運転手の乗車前の飲酒検査が定着しているが、代理人の尾林芳匡弁護士によると検査基準をめぐっての労災申請は全国で初めて。
申請したのは、運転手の妻(45)=東京都日野市。妻や代理人によると、男性は昨年6月28日午後7時に出勤し、検査で呼気1リットル中0・052~0・057ミリグラムのアルコールが検出された。
同社の基準では0・050ミリグラム以下でなければ運転に従事できない。
男性は7月4日に再び出勤した際にも検査を通らず、3日後の7日に「アルコールチェッカーをすると思うと怖くて怖くてたまりません」との遺書を残して自殺した。
尾林弁護士は道交法の飲酒運転は0・15ミリグラム以上で、ほかの運輸会社でも0・10ミリグラムだとして、同社の基準が厳しすぎると指摘している。
京王電鉄バスの担当者は「詳細を把握していないので、会社としての見解を出すことができない」としている。
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