09/06/19 13:46:40.11 0GPh4kuC BE:1061299384-PLT(20001) ポイント特典
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京都教育大の男子学生6人による女子学生(当時19)への集団暴行事件で、同大学は会員制日記サイト
「ミクシィ」で被害者を非難したなどとして在学生1人を訓告、2人を厳重注意とした。ミクシィには
他大の学生も被害者への中傷を投稿し、大学から処分を受けている。ただ、これらの処分は氷山の一角。
匿名や大学生以外の一般ユーザー、非公開コミュニティー参加者は今も中傷を投稿しており、ミクシィ
自体のあり方を問う声もあがっている。
ミクシィでは他にも身元の特定できない複数ユーザーが不適切な投稿を行っているほか、一部の非公開
コミュニティーでは、被害者や被害者の交際相手が特定できる書き込みが行われているという情報もある。
また、高校生を中心に1000万人以上が登録するSNS「モバゲータウン」でも、加害者を擁護するような
投稿が相次いでいる。「会員制」と銘打ちながら、実際には匿名に近い形で投稿でき、しかも多数の人間が
閲覧できるという状況は、匿名掲示板「2ちゃんねる」とほとんど変わらない。
ミクシィが「2ちゃんねる化」している現状について、『電子コミュニティの生活学』(中央経済社)などの
著書がある川浦康至・東京経済大教授は「匿名掲示板は不特定多数に見られるという緊張感があるが、
ミクシィには身内しか見ないだろうという誤った安心感がある。多くの学生にとってミクシィは日常であり、
生活の一部。何らの緊張も悪意もないことが、結果的に“言いたい放題”の状況になっている」と分析する。
「2ちゃんねるなどの匿名掲示板には匿名ゆえの無責任さ、ミクシィには身内意識からくる無防備さが
ユーザーに生じ、結果として両者の発言の性格は近くなる。ただ、ミクシィの場合は会員制ゆえに『本音』と
受け止められる可能性が高く、社会的影響は匿名掲示板より大きい。登録制とはいえ、ミクシィには
1600万人もの会員がおり、個人的な思いや愚痴が結果的に『悪意なき悪意』を生じさせている」
URLリンク(www.zakzak.co.jp)