09/06/06 16:19:35.88 VcC+DBMc BE:2287788697-PLT(15799) ポイント特典
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冷静に攻撃、雪辱果たす 盛岡一
男子団体は盛岡一が岩手の12連覇を阻み、28年ぶりの栄冠を手にした。
谷上大治監督は「苦しいゲームでシングルスの2人が引っ張り、ダブルスも頑張ってくれた」と選手一人一人をたたえた。
盛岡一は過去2年続けて決勝で岩手に敗れた。途絶えて久しい優勝旗を今年こそ手にするためにチームは燃えた。
盛岡一の第1シングルスは主将押切裕之(3年)。序盤は岩手の鎌田翔(3年)のスライスやスピンボールに苦しみ
1―4まで離されたが、逆転した。練習も合同で行い、5月の県ジュニア選手権ではダブルスを組んだ相手だけに
「いろいろな技を知り尽くしている」と冷静に攻撃。深いストロークを狙いながら得意のバックハンドで
ラインぎりぎりを突き、4ゲーム連取した。
第2シングルスの大坊侑(3年)も力の差のある相手に「焦って攻めてミスをしないように」とだけ心掛け
落ち着いてプレー。左右に散らして相手を走らせ、甘く入ってきた球はすかさず打ち込んだ。
ダブルスの千葉俊輔・小井田真(ともに3年)も敗れはしたものの粘り強く球を追った。
昨年に続きシングルス制覇を狙う押切も、団体優勝は格別のよう。
「岩手高に負けないくらい練習してきた」と短い言葉で喜びをかみしめた。
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