09/06/02 01:40:47.63 2SmFuFHs BE:326664656-PLT(15190) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/goo_1.gif
産みの子を愛さない漫画家
■弘兼憲史は安易にキャラのリストラするのをやめて
今週のモーニング・社長島耕作を読んで「またか」と思った。八木取締役が愛人を殺害した。
数週間前から嫌な予感はしていたが、今週号でほぼ確信に変わった。「ああ、八木は死ぬんだな」と。
みうらじゅんを真似るようだが、「これ、絶対フラグ立ってるよね」というやつである。
長年の読者ならご存知だろうが、島耕作シリーズには、
物語の佳境に入るとキーパーソンが死ぬという特殊な王道旋律がある。
パターンはさまざまで病死や殺人、事故死といろいろあるがとにかく人がよく死ぬというイメージがある。
島には隠し子が一人居たが、自室に飛行機が突っ込んでくるというアクシデントに巻き込まれて死んだ。
忘れた人も多いだろうが、島という男は人間として非常に不誠実な人間なのだ。
家庭を省みなかったとか、セックスフレンドを沢山持っているからだとか、そんな理由ではない。
彼は赴任先の海外で女性と関係し、その女性が妊娠したと言っているにも関わらず、
同居しているもう一人の男に面倒を押し付けて本国に逃げ帰った筋金入りの無責任男なのである。
その隠し子が自分の実子であると発覚したのは十年以上先の話であるが、
まるで社長になる前の身辺整理かのごとく、作中で殺されてしまった。
(以下、本文参照)
URLﾘﾝｸ(d.hatena.ne.jp)