09/05/31 22:55:19.08 qWX1Pyzb BE:331656825-PLT(20001) ポイント特典
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今春の新入社員は「小さくたためて便利だが、使う時には大きく広げる(育成する)必要がある。
酷使すると長持ちしない(早期離職)。だから「エコバッグ型」と、日本生産性本部(JPC)が命名した。
エコバッグには「大量採用」の意味も込められているんだとか。確かに人気のエコバッグは、エコに
反して大量生産されている。一方、今年の新人も、金融危機の前に運よく大量採用された楽勝組。
入社から“第1四半期”にして、「ペラペラで内容のないヤツが多い」と悪評しきりだ。
ある情報関連会社の係長Sさん(34)の証言。
「講師を招いてあいさつやビジネス会話のイロハをたたき込んでもらったんですが、講師が最後に
『何か質問があったら、どうぞ』。すると、新入社員のひとりが立ち上がって『先生、今日の研修の
ギャラって、いくらですか?』」。Sさんがその新入社員を責めると、ヌケヌケと「ウチの会社、今度、
赤字決算を出すっていうじゃないですか。無駄遣いは、よくないですよ」。
さすが、エコバッグ!確かに、救いようがないバカに研修を受けさせるのは無駄遣いだ。
人事に詳しいジャーナリストの栗原昇氏が言う。
「30代社員の主なストレス要因は、かつては上司だった。いまは、むしろ部下が頭痛の
タネというケースが増えています。20代部下の多くは大量入社組で、徒党を組みやすい。
採用を抑えられた30代は人数で負けてしまう。20代に好き勝手させると、30台が
追い詰められるという構図です」
たまには40代、50代上司が20代をガツンとしかりつけることも必要だ。「それだけで
30代の溜飲が下がります。30代の教育担当が壊れるほうが、組織にとっては痛手。たまには
早帰りを許すなど、ガス抜きさせることです」(栗原氏)
それも面倒くさいだろうが、賢い上司なら、どっちを救うか、だ。
(日刊ゲンダイ 2009/05/28掲載)
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