09/05/29 10:38:36.06 GCUMjtkd● BE:369609247-PLT(12000) ポイント特典
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20代~30代の人で「週刊誌はあまり読まないけど、『SPA!』だけは読む」という人も
いるだろう。フジサンケイグループの出版社・扶桑社から発行されている総合週刊誌
だが、ほかの週刊誌と比べ、“柔らかい”記事が多い。
発刊当時は「週刊誌の突然変異」と言われた『SPA!』も、今年で創刊20年を迎えた。
しかし“週刊誌不況”と言われる中、『SPA!』も例外ではなく、売り上げが急速に減少
している。厳しい状況が続いているが、『SPA!』編集部に17年間席を置く、渡部超
(わたなべとおる)はどのような手段でこの困難を乗り越えようとしているのだろうか?
広告収入は2年間で4割~5割減
僕は17年間ほど『SPA!』で仕事をしてきて、これまでにも「売れる時期、売れない
時期」ということはあった。例えば、(全体的に売れていなくても)どこかの雑誌は
よく売れていたり、どこかの雑誌は持ち直したり、といった感じだった。
しかしここ1年~2年は、部数の落ち方に多い少ないはあっても、ほとんどの雑誌で
部数が落ちてきている。多くの雑誌は広告収入にある程度頼っているが、その広告
収入も2年間で4割~5割減という状況だ。
『SPA!』の場合でいうと、2007年度は広告収入が11億円あったが、2008年度は7億
5000万円になってしまった。「もう広告のことを考えるのは止めよう」という方針を打ち
出した。ただ何年かは、次の“生き方”を見つけるまで、(広告費を)下げ止めなければ
ならない。景気が良くなれば「また広告が戻るだろう」という考え方をしていては、必ず
今の雑誌は潰れていくと思う。
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