09/05/28 20:15:09.20 hgB9kFAE BE:432810162-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/8k.gif
ミステリーやSF小説などで知られた作家の
栗本薫(くりもと・かおる、本名・今岡純代=いまおか・すみよ)さんが
26日午後7時18分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。56歳。
東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を予定している。
喪主は夫、今岡清(いまおか・きよし)氏。評論家として中島梓(なかじま・あずさ)の名前でも活躍した。
早大卒。昭和52年に評論「文学の輪郭」で群像新人文学賞を受賞し、文芸評論家としてデビュー。
53年には小説「ぼくらの時代」で、江戸川乱歩賞を受賞した。
2つのペンネームを使い分け、「中島梓」では純文学をメーンに評論やエッセー、
「栗本薫」としては主に推理小説やSFを執筆。
54年に始まったSF「グイン・サーガ」は、これまでに120巻を超え、「世界最長の小説」とされる。
他の作品に「魔界水滸伝」「絃(いと)の聖域」「伊集院大介」シリーズなど。
ミュージカルの脚本、演出も手掛け、テレビのクイズ番組に出演するなど、多彩な才能を発揮した。
平成19年にがんの手術を受け、闘病しながら執筆活動を続けていた。
作家の高橋克彦さんの話
「残念としか言いようがない。『グイン・サーガ』という前人未到の仕事の途中で逝ってしまったことを
彼女自身が一番悔しがっていると思う。しかし、多くの人たちに愛される作品を書き続けてこられたのだから、
作家としては素晴らしい人生だったのではないか」
SF作家の新井素子さんの話
「栗本さんの作品は呼吸が合うのか、読んでいて心地良かった。大作の『グイン・サーガ』は
常識外の情熱がなければ書けない。読者としても作家としても尊敬していた。
闘病中と聞いてはいたが、作品を出しているから元気だと信じていたのですが」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)