09/05/16 08:33:25.34 /e2L0GBu BE:152275687-PLT(12000) ポイント特典
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女子、ガール以外にも「少女」という言葉もありますが、30歳を超えて、自分を「少女」と思う女性は少ないものです。
ところが男性の場合、どんなに年を重ねても「いつまでも少年の心を持っている」というのが褒め言葉になります。
女性の場合は、例えば42歳の私が「いつまでも少女の心を持って」いたら(持っていませんけれどもね、笑)、「深澤、頭がおかしいんじゃないか」と思われるでしょう。
なぜ、男性にだけ「少年の心」が許されるのでしょうか。
例えば普段は「男の顔」で仕事を頑張っているけれど、休みの日は気の置けない仲間とキャンプでたき火をしたり、河川敷で草野球をして、「少年」に戻る…。クルマのコマーシャルにでもなりそうです。
男は常に現実的でいる必要はない、ということかもしれません。
一方で女性は、相川七瀬がかつて「夢見る少女じゃいられな~い」と歌ったように、年を重ねたり結婚したり出産することで、現実的になることを求められます。
「女性って現実的だよね」と言われることも多いものです(一方で「女は感情的」とも言われるわけですが)。
このように女性は年を重ねることで「少女性」を持つことを許されなくなります。この反動で女性たちは、「ガール」や「女子」に居場所を求めるのかもしれません。
女は「少女=天使」から「老女=化け物」に変わる
ちなみに「少年」は本来、男児と女児の両方を表す言葉です。少年の次は青年、そして中年、老年と呼称は変わっていきます。すべて、男女両方を表す言葉です。
少年期には、女性にだけ「少女」という呼び方もあります。そして、青年期には「青女」とは言わず、中年期にも「中女」とは言わないのに、また老年期になると今度は「老女」という呼び方があるのです。
「少女」という言葉には、天使や妖精のような「少女幻想」があるのです。
これに対して「老女」という言葉は「化け物」というイメージが内包されていますから、女は「少女=天使」から「老女=化け物」に変わると思われているのです。
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