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指宿で外来魚・グッピー属が自然繁殖 鹿大大学院・松沼さんら調査
指宿市の二反田川に、国内初確認となるグッピー属の仲間が自然繁殖していることが、このほど分かった。
鹿児島大学大学院水産学研究科2年の松沼瑞樹さん (23)らが調査し、歯の形状から、標準和名をスリコギモーリーと付けた。
外来魚のため、松沼さんは「環境問題に関心を持ってもらう契機になれば」と話している。
松沼さんは2006年9月に同川で外来魚テラピアを調べた際、温泉排水の影響で水温が高めの流域で採集した。
上あごの内側の歯がスリコギ状でオスの尾びれに黄色い帯があることなどが特徴。
雑食性熱帯魚で成魚は全長最大7センチと同属でも大きく、メキシコ湾やユカタン半島沿岸などに分布している。
同大総合研究博物館の本村浩之准教授(35)の指導のもと、共同で論文を執筆。
08年6月に日本魚類学会の魚類学雑誌に投稿し、4月末に掲載された。
本村准教授によると、国内のグッピー属は外国から持ち込まれた3種。
二反田川のスリコギモーリーとグッピーは、観賞用が放されたか、養殖用の外来魚に交じっていたことなどが考えられるという。
住民らの話から20年以上前から同属の魚が生息していることも分かった。
外来魚は寄生虫などの病気や、在来種との競合など生態系に与える影響が大きいため、「採集してもほかの川に放流しないで」と注意を呼びかけている。
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南日本新聞
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