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数学不要にした私立大の入試 これが日本の教育歪める最大原因
(連載「大学崩壊」第6回/週刊誌記者の千野信浩さんに聞く)
URLリンク(www.j-cast.com)
数学勉強した学生は、論理的に積み上げていく力がある
千野 あまり語られることがないのが不思議なのですが、私立大学の入試システムが
日本の教育を歪める最大の原因だとすら思っています。学生に人気のない数学を多くの
入試で不要としてしまっていることです。入学した後必要になるはずの経済学部系ですら
数学力を問わない私立のリーダー校があります。ここに影響され、ほかの大学も数学が
苦手だという学生の「ニーズ」を取り入れ、数学なしの入試にしてしまいました。これは
高校にも中学にも影響を与え続けてきました。
経済学部系だけにとどまる問題ではありません。話を聞いたある私立大の歴史の先生は、
「論文を見れば数学をやってきた学生かそうでないか、一発で分かる」と話していました。
数学を勉強してきた学生は、論理的にものごとを積み上げていく習慣がついている、とい
う訳です。企業側に根強い旧国立大人気には、文科系でも数学をやってきたか、論理的に
ものごとを考える素地があるか、理科系でも歴史や国語の素養があるのかが明らかに影響
しています。
―柔軟な改革ができない大学は、今後つぶれていくのでしょうか。
千野 負け組になるのは間違いありません。ただ、5、6年前から少子化で大学がつぶれ
る、つぶれると言われ続けていますが、意外と何とかなっています。財務状況を文科省に
チェックされ、無茶はあまりできないことが影響しているのかもしれません。ある層以下
の学校は、名前は大学だけど教育の内実は専門学校化することで、生き残って