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元打撃投手 高いミート力
韓国 文相勲(ムンサンフン)選手（２６）
日本でもプロ野球入りを目指す香川の文選手（左） 愛媛初の外国人選手となった文選手は、昨年まで韓国のサムソンライオンズで打撃投手をしていた変わり種。
サムソンのコーチから「いい選手がいる」と聞いた加藤竜人・元守備コーチの紹介で入団した。
ミート力や左右に打ち分ける能力も高いことから、愛媛では打者として期待され、香川オリーブガイナーズとのオープン戦では本塁打も記録した。
沖泰司監督は「能力があるし、何より、安い給料にもかかわらず日本で野球に取り組もうという姿勢がまじめ。次第に良い成績を残してくれるはず」と期待する。
日本語はまだ心もとないが、電子辞書を片手に、他の選手に積極的に話しかけ、練習でも大声でチームを盛り上げるムードメーカー。
都合が悪くなると「私、日本語わかりません」とおどける陽気な性格で、選手たちから「ムンさん」と親しまれている。
開幕戦の初打席でいきなり中前打を放つ幸先の良いデビューだったが、その後は安打がなく、得意の冗談も最近は控えめに。
しかし、チームメートが「常に相手投手のしぐさや球種を研究している」と語る熱心さで、「日本のプロ野球選手」という夢を目指している。
URLﾘﾝｸ(osaka.yomiuri.co.jp)
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