09/04/22 01:24:32.83 /g2MiwTS
>>41
『日刊ゲンダイ』2001年9月11日
GLAYが大手芸能プロ「バーニング」に噛みついた裁判の中身
GLAYといえば、若者に絶大なる人気を誇るグループ。先ごろ行われた全国ツアーも30万人を集めて話題になった。
そのGLAYが2件も裁判を抱えているというから穏やかではない。しかも、訴えている相手が郷ひろみ、
小泉今日子、藤あや子らを抱える大手芸能プロの「バーニング」の関連会社というからビックリ。
ひとつは訴訟金額が3億円とデカい。原告はGLAYが所属するアンリミテッドグループ(以下ア社)で、
被告はバーニング系列で書店、飲食店を経営するバンクスという会社。
ア社はGLAYのプロモーション費用としてバンクスに3億円を渡したが、
これが履行されていないため、バンクスに貸金請求訴訟を東京地裁に起こした。
7月25日に第1回口頭弁論が行われ、9月14日に第2回口頭弁論が開かれる。
バンクスの担当弁護士は「お金を貸したから返せという訴えですが、借りた事実はないし、
訴状が不明確。借用書もない」と両者の主張は真っ向から対立している。
もうひとつは楽曲の印税をめぐるトラブル。原告はア社。
被告はバーニング系列の著作権管理会社バーニングパブリッシャーズ(以下バ社)。
この2社はともにGLAYの楽曲の著作権などを所有し、アーティストの著作権を管理する団体JASRACに届け出をしている。
GLAYの音楽が使用された場合はJASRACを通してア社、バ社に使用料が支払われることになっている。
ところが、JASRACからの支払いの窓口になっているバ社がア社に昨年12月末から料金を振り込んでいないというのだ。
9月5日に第1回口頭弁論が行われ、ア社の言い分が認められた。それに対しバ社の担当弁護士は
「今後は控訴するか、別途に提訴するかもしれない」と語る。
「バーニングといえば“芸能界のドン”がオーナーの会社です。これまでは何があってもタテつく人はいなかった。
それが立て続けに裁判を起こされているのはパワーダウンしているということでしょう」(芸能プロ社長)
芸能界の勢力図が塗り替えられているということか。