09/04/21 00:07:57.49 +FaLfhVj BE:1606382249-PLT(12634) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/iyou.gif
【依頼:155】
警視庁組織犯罪対策二課が昨年、韓国人グループを逮捕した強盗殺人事件の捜査に
大手ガラスメーカー「日本板硝子」(東京)研究班の分析が一役買っていたことが分かった。
破られたガラスの切断面から、事件に使われた工具をダイヤモンドカッターと特定。容疑者の
所持品と一致し、逮捕時の重要な裏付けとなった。同課は研究班に感謝状を贈った。
表彰されたのは、兵庫県伊丹市にある日本板硝子の「機能ガラス領域評価グループ」。
二〇〇三年一月、世田谷区の会社社長上野寿幸さん=当時(65)=が自宅で殺害され
金品約二千万円相当が奪われた。警視庁は翌月、犯人が社長宅に侵入するために切り
取ったガラスを日本板硝子に持ち込み、工具の特定を依頼した。
評価グループはガラス製品の耐久性や破損の解析などを行う部署。その技術を生かし
解明に取り組んだ。
ガラスは約九十センチ×約六十センチの長方形で厚さ約七ミリ。社長宅の勝手口に使われ
犯人は人が通れる大きさにガラスを切り取って侵入した。防犯センサーはドアの開閉に
反応するタイプで機能しなかった。
評価グループの塩崎智子さん(38)は、ガラスの切り込みの深さと形状に着目。クギや
文具用カッターのほか、何種類ものガラス用カッターで切断を繰り返し、持ち込まれた
ガラスと比較する作業を繰り返した。
特徴と一致したのは、先端にダイヤモンドが付いたカッターだった。「切断面には均等に
圧力がかかり、きれいに切れていた」と塩崎さん。切り口から犯人の利き手も突き止めた。
「垂直に立ったガラスに刃を入れるのは難しく、回数を重ねて熟練しているのを感じた」と振り返る。
分析から五年余。事件は昨年五月以降、急展開し、韓国人グループ五人が強盗殺人などの容疑
で組対二課に相次いで逮捕された。都内で起きた五件の強盗事件でも立件され、すでに複数が
有罪判決を受けている。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)