09/04/19 19:13:32.25 IRmOHnOz
これは初めて見た
↓
斉藤君へ
(略)
虹の松原。名前で決めたのかも知れない。降りる理由は他に見当たらなかった。たまにはこんな賭けも悪くはない気がした。
数人の降りる客を、ホームに確認した。駅員がいない無人駅なのは、雰囲気で分かった。まず、近くの行商風のおばさんに声をかけた。満面の笑みを添えて。
「海はどっちですか」
老婆は何も言わず、開けた林の方を指差した。礼を軽くして、ぼくはその方向には向かわず、帰りの列車にきびすをかえした。車窓からの飴のような溶光に、ぼくは気持ちを任せていた。
お前は友達だよ。 夏の日の一ページである
URLリンク(tukouta.altervista.org)
「海はどっちですか」 ←こういう鼻につく事さらっとしちゃう、書いちゃうのが岡ちゃんらしいよなぁw