09/04/16 20:37:33.53 HeaXoOcD
>>1の続き
日本語しか話せないのり子さんは、日本人のビジネスマンと結婚したカルデロンの義理の姉妹にあたる親戚の下に
預けられました。既に、のり子さんには在留特別許可を与えられ日本に滞在することが許されています。
アランさんは日本の警官が家に来て私たちを逮捕した際はとても驚いたと、その時の事をふり返ります。『ある日、3人
の日本の警察官が家にやってきて、「逮捕する。オーバーステイについて尋問する。」と私達に告げました』と、アラン
さんはタガログ語で話しました。
彼はほとんど英語を話せませんが、日本語は流暢に話すことができます。アランさんは日本語が上手なだけではなく、
外見も日本人に見えます。(横目で色白な肌、角刈りの髪にやぶのような眉毛)
彼はどのようにして入管にばれたかについては詳細を明らかにせず、同胞のフィリピン人による密告による可能性を
否定しました。「だれも我々を密告しませんでした。日本当局の効果的な捜査の結果だと思います」と彼は言いました。
夫妻は1993年に日本にやってきて、最初はサラさんが親類の助けと共に様々な商品を販売しそして、アランさんは
建設会社で働きました。「何故、のり子さんはタガログ語を話す事を学ばなかったのか」との質問に話が及ぶと、アラン
さんは、「教えようと試みたが娘は日本語を話すことを選択したのだ」と言いました。
「我々は我々の言語をのり子に教えようとしたが、彼女はそれのいずれも持っていないでしょう。」 「そして、のり子が
家から外出すれば、彼女の友人と級友は皆、日本人です。」と、アランさんは説明しました。
>>3以降に続く