09/04/15 19:58:11.35 yNOqPbHm BE:1046325375-PLT(12000) ポイント特典
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「物理法則を自力で発見」した人工知能
物理学者が何百年もかけて出した答えに、コンピューター・プログラムがたった1日でたどり着いた。
揺れる振り子の動きから、運動の法則を導き出したのだ。
コーネル大学の研究チームが開発したこのプログラムは、物理学や幾何学の知識を一切使わずに、
自然法則を導き出すことに成功した。
この研究は、膨大な量のデータを扱う科学界にブレークスルーをもたらすものとして期待が寄せられている。
科学は今や、ペタバイト級[1ペタバイトは100万ギガバイト]のデータを扱う時代を迎えている。あまりに
膨大で複雑なため、人間の頭脳では解析できないデータセットについて、コンピューターを使ってそこ
から規則性を見出す試みが行なわれている(『ワイアード』誌の2008年7月の記事『The End of Science』
がこの話題を取り上げている)。
生データから規則性を見出すことは、長年、機械の知能ではなく人間の直感がつかさどる領域と考えられ
てきた。しかし今後は、人間の頭脳では分析しきれない複雑なデータセットの解読に、人間の科学者とコ
ンピューター・プログラムが肩を並べて取り組む時代がやってくるかもしれない。
今回のプログラムは、コーネル大学准教授(機械および航空宇宙工学)のHod Lipson氏と、同大学院生で
コンピューターを利用した生命工学を研究するMichael Schmidt氏が開発したもの。『Science』誌の4月3
日号に発表された両氏の研究成果は、人工知能を使って数学の定理や科学の法則を見つけ出すという
これまで実現してこなかった試みにブレークスルーをもたらす可能性がある。[Science4月3日号には、仮
説をたて、実験で検証する人工知能『Adam』についても掲載されている](以下略)
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