09/04/12 23:10:42.56 Em2ckzhT BE:213252-PLT(14600) ポイント特典
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不審者積極摘発 警視庁に専門班
警視庁は4月から、子どもに声をかけたり、女性の後をつけたりする不審者の情報が寄せられた時点で捜査員を投入し、不審者の積極的な摘発を始めた。
女性警察官を多く配置した専門の捜査班を発足。「前兆事案」と呼ばれる軽微な段階での捜査を強化することで、深刻な性犯罪に発展するのを防ぐのが狙いだ。
同庁によると、都内で昨年1年間に発生した強姦(ごうかん)と強制わいせつ事件は計1313件。10年前から、年間1000件を超える被害が続いている。
こうした犯罪は、被害届の提出を受けて捜査を始めていたが、被害を詳しく分析した結果、事件現場の周辺では、以前から女児に声をかけたり、女性の後を
追いかけたりする不審者の情報が数多く寄せられていたケースが少なくなかったという。
昨年8月、北区のマンションのエレベーター内で、女児をカッターナイフで脅してわいせつな行為をしたとして、30歳代の無職の男が逮捕された事件では、
男の自宅周辺で「ちょっと、ちょっと」などと声をかけられる女児が相次いでいた。逮捕後、「声かけ」はほとんどなくなり、同庁は男が声をかけていたとみている。
「さくらポリス」と呼ばれる専門の捜査班は3月31日に発足。心理学を学んだ警察官ら女性16人を含む計56人が、不審者情報を受けて現場に駆けつけ、聞き込みや張り込みなどにあたる。
都内では今年に入り、三鷹市などで、小学校低学年の女児らが40~50歳代の男に「つばをくれ」と空のフィルムケースを差し出される被害が10件起きているほか、
福生市でも、女子高生が車から大量の水をかけられる被害が10件続いている。江東区でも、小中学生の前で下半身を露出する不審者の情報が相次ぎ、同庁では、
こうした前兆事案の現場に捜査班を送り込み、不審者摘発に乗り出す方針。
(2009年4月12日 読売新聞)
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