09/04/09 01:30:03.26 dPWEGuWC BE:646474346-PLT(12000) ポイント特典
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著作権法ダウンロード違法化でコンテンツ産業に課せられた責務
昨年12月、文化庁の文化審議会著作権分科会に設けられた私的録音録画小委員会で、
違法録音録画物のダウンロードをする行為そのものを違法化する「ダウンロード違法化」の
方針を盛り込んだ報告書案が承認された。そして、今年3月には閣議決定されて
、国会で審議中になっている。
この結果、2010年1月1日から、インターネット上にある音楽や動画などの違法コンテンツは、
ダウンロードすることを含めて違法になる可能性が高まった。著作権法第30条の私的複製の
範囲から除外することが明記されるためだ。
もっとも、この範囲がプログラムや文書にも及ぶのか、ストリーミングはどうなるのかなど、
まだ細かな点は詰めなくてはならず、必ずしもどこからどこまでが違法かということが
明確になったわけではない。また、実際に違法コンテンツをダウンロードした状態でも罰則はなく、
警告の域を出ないという考え方もあるだろう。
しかし、ドイツ、フランス、スペインなどはすでにダウンロードを違法化する法改正が
行われている。インターネット上のコンテンツ流通を巡り、権利者と利用者が利便性と
権利義務のバランスから綱引きをしていることは間違いない。
私は結論から言うと、ダウンロード違法化についてはコンテンツ産業育成の面から賛成である。
ただし、その条件として、コンテンツ提供側がこれまで以上にコストパフォーマンスに配慮する
こと、コンテンツを買う前に品質を確認できる手段をより多彩に提供することの2つを挙げたい。
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