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中学退学 磐田のペルー少年 『学びたい』再起に壁
中学を3年の1学期で中退したのを卒業シーズンの中で悔やみ、学び直したいと願う-。あなたは想像できるだろうか。
日本人なら義務教育中の退学はあり得ないというのが常識だ。だが、外国人の子は見放され、再起のチャンスを得られ
ない可能性が高い。磐田市のペルー人少年(15)が今、そんな境遇の中でもがいている。 (報道部・梅田歳晴)
少年は、約13年前に来日した。日本に仕事を求めた親に連れられてきて、ずっとこの国で育ってきた。
磐田市内の中学を中退したのは、3年生だった昨年6月。日本語を話せない母親が出産したため、付き添ううちに欠席
が多くなっていた。
「『これ以上、休んだら退学だ』と先生に言われ、嫌になった」という。辞めてはいけないとは誰にも言われなかった。
中退して半年ほど過ぎた昨年末、一緒に暮らす母親の交際相手の男性(23)が派遣の仕事を切られ、会社の借り上げ
アパートも追われた。職探しに苦労する男性の姿に「日本で暮らすには、中学卒の資格が必要」とがくぜんとしたが、それ
が一度中退した外国人にとっていかに大変かすぐに思い知らされた。
日本人なら、不登校だったり、素行が悪かったりしても、義務教育の中学は「卒業認定を受けるのが一般的」(文部科学省)だ。
しかし、外国人は事情が違う。こうしたケースで、磐田市教育委員会の基本的な立場は「就学手続きは、拒否はしない」。
手続きをすれば、卒業認定か3年生をやり直すなどの道があるにはある。
ところが卒業認定は「在籍時の欠席日数が多く、さらに学校を辞めているため、学区の学校長が卒業を認める可能性は低い」
(市教委)。3年生のやり直しも、市教委は「本人の学習意欲と、保護者の通わせる意思次第」などを条件に認める方針とする。
「入ったはいいが、『やっぱりやめた』となれば教育現場は混乱し、本人にもよくない」と担当者は説明する。
(以下ソース)
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