09/03/30 01:55:19.22 VuZ0AUTz BE:1701886289-PLT(12030) ポイント特典
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中学柔道の部活で事故、福島県などに1億5千万支払い命令
福島県須賀川市立第一中学校で2003年、1年生だった女子生徒(18)が
柔道部の部活中に頭を打ち、重度の障害が残った事故で、女子生徒と両親が、
県と市、当時2年生だった男子生徒(19)らを相手取り、約2億3000万円の損害賠償を求めた
訴訟の判決が27日、福島地裁郡山支部であった。
見米正(みこめただし)裁判長は、県と市などに約1億5500万円の支払いを命じた。
女子生徒は03年10月、顧問教諭がいない中、部長だった男子生徒に複数回、投げ技をかけられ、
急性硬膜下血腫で意識不明となり、現在も寝たきりの状態となっている。
判決は、女子生徒が事故の約1か月前、練習中に脳内出血を起こして入院した事実を指摘。
「学校側は入院を認識していたのに、柔道部員に伝えるなど具体的な対策をほとんど取らなかった」とした。
男子生徒の行為も「練習の範ちゅうを逸脱した暴行」と認定し、
総額のうち約300万円を県、市と連帯して支払うよう命じた。
県と市は、「判決を精査したうえで対応を検討したい」としている。
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