09/03/28 21:09:40.28 cjcHv02M● BE:1165909875-PLT(12346) ポイント特典
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派遣切りの外国籍住民 生活保護申請が急増--彦根 /滋賀
◇不自由な日本語もネックに、ままならぬ公的手続き
日系ブラジル人など外国籍住民の多く住む彦根市で、不況の影響で派遣切りされた外国人労働者からの
生活保護申請が急増している。
昨年まで毎年1件あるかないかだった申請は、今年は2月の1カ月間だけで7件で、同じく派遣切りされた
日本人の3倍に上っている。
ほとんどは、東京に本社のある自動車部品メーカー「タカタ」の彦根工場で雇い止めされた元非正規労働者たちだ。
今後、年末に雇い止めされた人々への失業保険給付(最短3カ月)が切れれば、さらに申請が増えるとみられる。
■払われぬ賃金
3月4日夜、豊郷町役場近くの集会所前に家族向けの大型ワゴン車が並んだ。県労働組合総連合(県労連)が始めた外
国籍住民向けの生活保護に関する説明会。参加した外国人の大半は彦根市在住だった。
「どこに行っても面接すら受けられない。なぜこうなってしまったのか」。
フィリピンから7年前に研修生として来日し、日本人の同僚女性と結婚した同市の男性(28)はうつむいた。
男性は京都市の派遣会社「ケイジ・コーポレーション」からタカタに派遣されていた。
今年3月までの契約だったが、約120人の同僚と同じく、1月29日に同月末での雇い止めを通告された。
しかも、県労連やケ社の代理人弁護士によると、ケ社に対する国税局の差し押さえなどで、労働者にはいまだに
12月以降分の賃金や解雇予告手当が支払われていない。
ケ社は破産準備を進めているが、裁判所に供託する予納金が準備できておらず、
このままでは3月末にタカタが振り込む賃金の残り2800万円も労働者らには届かない見通しだ。
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