09/03/25 23:23:35.23 BBtGyeIn BE:17980984-PLT(12001) ポイント特典
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泥酔学生下車し凍死、タクシーに賠償命令 松山地裁
松山市の山中で07年12月、愛媛大学医学部の男子学生(当時23)が凍死したのは、
個人タクシーの運転手(64)が泥酔した学生を現場付近に降車させたためだとして、
遺族が運転手に慰謝料など5千万円を求めた訴訟の判決が24日、松山地裁であった。
武田義徳裁判官は「最寄りの警察署などに降車させるべきだった」として安全配慮義務違反を認め、
約4100万円の支払いを命じた。
判決によると、学生は07年12月21日夜、松山市内で友人らと酒を飲み、翌22日未明、帰宅するため1人でタクシーに乗った。
運転手は松山市玉谷町の国道で降車させ、学生は歩いて帰る途中、石手川の河原に転落して凍死した。
武田裁判官は「学生が泥酔状態でタクシーに乗車してから降車まで20分しかたっておらず、降車時は酔っていると感じなかったとする
運転手の供述は信用できない」とした上で、「運転手は現場付近の地理に詳しく、泥酔した学生を降車させれば、転落や凍死の危険性が
あることは明らかだった」と結論づけた。
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