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幼児と幼虫のコラボ
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鎌倉・鶴岡八幡宮 園児が『元気に』５０００匹
自然環境を守ることの大切さを学ぼうと今春、鎌倉市の鶴岡幼稚園を巣立つ園児が
十六日、市内の鶴岡八幡宮境内にある柳原神池で、ゲンジボタルの幼虫を放流した。
八幡宮では、二〇〇四年から始めたホタルの成虫を放つ放生祭で、参加者にかごに
入れたホタルの成虫を配布。かごの中のこけに産み付けた卵を回収し、東京都板橋区が
運営しているホタル飼育施設に人工ふ化を依頼している。
この日、園児三十六人が放流したのは、人工飼育した幼虫約五千匹。「元気に育って」
と願いながら、エサとなるカワニナ約五千個とともに池に放流した＝写真（左）。
幼虫は五月下旬から六月上旬にかけて羽化し、光りながら池の周りを飛ぶようになる。
同八幡宮では、今年の放生祭を六月十三日に予定している。 （斎藤裕仁）