09/03/07 01:43:56.58 0vDAXU7O BE:1488505469-PLT(12533) ポイント特典
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鬱病(うつびょう)治療のため、「パキシル」といった抗鬱薬を服用した患者の中に、
服用後に暴力をふるうなど人を傷つける恐れのある他害行為の症状が表れたという
報告が平成16~20年にかけて計42件、厚生労働省に寄せられていたことが6日、
分かった。殺人事件を起こしたケースもあり、投与にかかわった医師らからは薬の
副作用の可能性を指摘する声が出ている。厚労省は近く、専門家から意見を求め
るなど因果関係の調査に乗り出す。
厚労省によると、他害行為の報告が把握されている抗鬱薬は「パキシル」のほか、
「ジェイゾロフト」「デプロメール」「ルボックス」の4種。
主な報告は「バイクをけったり、車を殴る」「男子高校生が『このままでは人を殺し
てしまう。刑務所に入れてくれ』と要望した」など。鬱病を併発した認知症の70代の
男が、パキシル投与後に妻を殺害したり、45歳の男が妻の頭を金属類で殴り重傷
を負わせたりするなど、刑事事件に発展したケースもあった。
42件のうち、もっとも広く流通している「パキシル」に関する報告は28件あり、製
造販売元のグラクソ・スミスクラインによると、処方した医師は5件で薬剤との因果
関係を「確実」とし、18件で「疑われる・否定できない・関連あり」と判断した。
そのため、厚労省では専門家から意見を求めるとともに、他の抗鬱薬でも同様の
報告が寄せられていないか、薬の安全情報をとりまとめる医薬品医療機器総合機
構を通じて把握を急いでいる。因果関係が強く疑われれば、添付文書の注意書きや
副作用に「攻撃的反応」などと明記する。
[後略]
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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