09/03/06 11:52:15.72 S2T9kj9v BE:86097825-PLT(12000) ポイント特典
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ソニーが2月27日に発表したエレクトロニクス事業の機構改革では「プレイステーション」の存在感がぐっと増している。
これまで、ソニー本体からは、どちらかというと異質なものとして捉えられ、ソニーブランドへの完全な融合が
拒まれてきたような印象のあるプレステが、ソニーの改革の中心に位置付けられた。
それは「プレイステーション3(PS3)」や「プレイステーション・ポータブル(PSP)」が、ソニー内部のリソースの中で、
ハードとネットワークを連携させたサービスの展開で最も先行しているためであろう。会長兼社長に就任する
ハワード・ストリンガー氏の強い期待が感じられる。
ゲーム産業に直接かかわってくるのは、新しくできる「ネットワークプロダクツ&サービス・グループ」のプレジデントに
平井一夫氏が就任することだろう。ストリンガー氏から全幅の信頼を得ていると言われる平井氏は、
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)社長兼グループCEOのまま、ソニー本体の要職に就く。このグループには、
パソコンの「VAIO」、携帯音楽プレーヤーの「ウォークマン」を含むモバイル製品などソニーの看板製品が属する。
こうした機構改革もあり、発表が近いと見られているPSPの後継機は、よりネットワーク機能に重点を置いた製品として
展開されるだろう。さらに、プレステブランドの製品として、「PSPフォン」や「PSPウォークマン」といった製品が登場する
可能性も見えてくる。これまで、社内のグループ間の文化や力関係の違いから、実現には大きな壁があった。
こうした方向性へ進む兆しは昨年からあった。昨年6月26日の中期経営方針説明会で、平井氏は
プレイステーション事業の「二つの重要な鍵」として、ゲームとノンゲーム(ゲームでないもの)、パッケージとネットワークと
いう対立軸を描いて見せ、将来性としてノンゲームとネットワークの重要さを強調した。
(中略)
この発言は、SCEの独自調査において、PSPの8割以上のユーザーがゲーム以外の用途(音楽69%、動画58%、
写真46%、ウェブ39%、テレビ25%)にもPSPを利用しているという結果を得たことを根拠としている。
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