09/03/01 11:54:51.81 451n5+me BE:1865455878-PLT(12224) ポイント特典
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【依頼765】
ハローワークなどで失業者を取材すると「何でもいいから仕事に就きたい」という声が多い。
一方で、職種や待遇へのこだわりを見せる人も少なくない。
先日、北上市での就職面談会で出会った40代前半の男性は十数年働いた工場を昨年末に解雇された。
現在は失業保険の給付を受けながら製造業に絞って職探しをしているという。
ただ、面談会に製造業の参加は一社もなかった。
男性は「これまでずっと製造現場だったので今さら他業種は難しい。待遇も悪いし」と
介護や保険の企業のブースには目もくれずに会場から消えた。
同様の声をしばしば耳にする。これだけ雇用危機が叫ばれる中、
自分の現状認識とのギャップに戸惑った私は北上公共職業安定所を訪ねた。
岩渕恵紀統括職業指導官は「まだ本当に切羽詰まっていない人が多い。
12月や1月に解雇や雇い止めをされてから時間がたち、
今後は職種選択の余裕が徐々になくなってくる」と解説してくれた。
27日に発表された北上地域の1月の有効求人倍率は前月比0・10ポイント減の0・30倍となった。
派遣労働者の雇用期間が3月に一斉に満了を迎える、いわゆる「2009年問題」も控える。
まだ底は見えていない。これからが本当の山場なのだと肝に銘じて、取材に臨もうと思う。
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