09/02/26 01:34:01.21 fq9S3/Dd BE:240714454-PLT(13051) ポイント特典
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【CJC=東京】英国では図書館職員が、聖書を書架の一番上に置くよう指示されているという。
米国の宣教専門ANS通信が伝えた。デイリー・メール紙によると、イングランド中部のレスターの
図書館で、イスラム教徒から、コーランが書架の低いところに置かれていることに苦情が出された。
そこで当局が政府との協議を経て、神聖な書物は全て平等に書架の最上部に置くことにしたと言う。
『博物館・図書館・文書館協議会』がアンディ・バーナム文化相の諮問に答えた。同協議会は
非政府組織類似団体。
英国の図書館で開架式を採用し、誰もが直接に図書を見て取り出せる場合、書架の一番上は、
高すぎて目に着きにくいことが問題の背景にある。「キリスト教関係書で歴史的に文学的な価値が
あるものでも、多くの利用者の目に触れなくなるということだ」とスティーブ・ドウティー氏がデイリー・メール紙に
寄稿している。
同協議会は、レスターのイスラム教徒が、コーランを全てが重要な神の言葉だという信仰の下に、
コーランを一番上の棚に移したのが事の始まり。同市の図書館員が、イスラム教団体連合会と
協議したところ、宗教関係文書は皆、書架の最上部に置くべきだ、と勧告されたという。
シンクタンク『シヴィタス』のロバート・ウイーランは「図書館や美術館は礼拝するところではない。
特定の宗教信仰に即して運営してはならない。図書館運営の原則に反しており、危険な傾向だ」と言う。
図書を誰でも利用出来るようにという考え方は中世ヨーロッパで確立された、と同氏。
「宗教改革の核心は誰も聖書を読めることにあった」と指摘する。
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