09/02/15 17:25:19.58 pjSyOWhf
ヤフーの映画レビューに似たような記事を発見
雄大な大地に生きる白人牛追い荒くれ男とアボリジニの人々、不思議な混血の少年、そこに飛び込んでくるイギリス貴族の女、、、。
陰謀に翻弄される中で彼らは絆を強めていく。
本当は原住民を虐殺しまくった歴史なんだろうに、綺麗事を混ぜ込んで作ったわけか、とは思いながらも、アメリカ西部開拓物語のオーストラリア版といったところで、まあそれほど退屈せずに観ていられる娯楽大作ではある。、、、ただし時間でいうと4分の3くらいまでは。
そして突然、日本軍が攻めてくる(試写会当日配布のパンフレットにはまったく触れられていない部分)。
港町への容赦ない爆撃、そして子供たちが暮らす島に上陸した残虐な兵隊、無慈悲な殺害、、、。低く聞こえる日本語のセリフがやけにネイティブで、リアルさに拍車がかかる。
ほぼ満席に近い試写室で、観客の気持がザーッと引いていくのが分かる。自分も顔の筋肉が急に固まり、目がうつろになる感じがする。
そこから先は、普通の教養をもった日本人が再び感情移入するのは困難である。
そのあとはもう惰性で眺めている状態。
無料試写会だったのが不幸中の幸い。いまいましい「ジャップ」の悪行をわざわざ金を払って見せつけられるなんて、筆者には耐えられない。