09/02/13 08:09:38.36 KQ+TUZGa BE:753744285-2BP(3002) 株主優待
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全米科学アカデミー医学研究所が1999年に発表した調査結果によると、大麻使用者の9%が依存症になるという。
これはアルコールの15%、たばこの32%より低い。この結果に先の男性はうなずく。
「以前、1年間海外に住んでいたのですが、大麻はそれほど珍しいものじゃなかった。イタリアでホームステイした家でも
お母さんが大麻を育てていました。ごくごく普通の家族ですよ。私も毎週末お酒を飲むように大麻を吸っていましたが、
日本に帰ってきて一回も吸ったことはありません。別に吸いたいという欲求もわきませんね」
スペインやイスラエルなど、「大麻は一部の患者にとって有益」として医療大麻を認める国もある。
大麻の研究が進むにつれ、その有用性がわかり、現在ヨーロッパでは大麻が見直されつつあるといわれる。
大麻取締法が成立したのは1948年。法ができる戦前までの日本では大麻栽培が盛んだったようだ。
大麻研究者で弁護士の丸井英弘さんはこう話す。
「日本では1万年以上前の縄文時代から大麻を栽培したり、使ったりしていました。着るものを始め、下駄の鼻緒、
たたみ、壁、屋根、蚊帳、漁網も大麻で作られている。日本人のライフスタイルに密着していたんです」
実は大相撲の綱も大麻で作られている。これほどまで日本人の生活に不可欠だった大麻がなぜ、
急に栽培や所持ができなくなったのか。丸井弁護士は続ける。
「第2次世界大戦でアメリカが日本を占領し、ポツダム命令で大麻は規制されました。GHQの狙いは麻の産業を規制し、
日本をアメリカの石油製品のマーケットにすることでした。それまでの日本では衣食住の多岐にわたって大麻を使っており、
日本の自給自足に不可欠なものだったんです。もちろん当時は大麻の乱用などありませんでした。ですので、大麻を規制する
社会的必要性はなかった。だから、法律にも何のために大麻を取り締まるのかその立法目的が明文化されていない。
法律としては欠陥法だと思います」
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