09/02/12 01:57:06.14 BUcjp+kr BE:163927027-PLT(12000) ポイント特典
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「10月改編のネットタイムの空き枠25分超」―。
昨年9月24日、テレビ朝日の営業局は背筋の凍る思いをしていた。
「ネットタイム」とは、全国「ネット」と、番組時間内に流すCM「タイム(スポンサー広告)」を足した業界用語。
全国放送されるスポンサー広告は長期契約のため、テレビ局の収益の基盤だ。
スポンサー広告の最小販売単位は30秒。
「25分超の空き枠」は、単純計算で50本以上のCM枠が余っていることを意味する。
10月はテレビ局にとって、年に2回の番組の改編時期だ。
つまり、テレ朝は、あと1週間余りで新番組が始まるにもかかわらず、
複数の番組でスポンサーが固まっていないという“異常事態”に陥っていたのである。
しかも、前週の9月17日から、懸命に営業努力したにもかかわらず、
1週間で埋まったのは、たった1分という惨憺(さんたん)たる状況にあった。
そんな苦し紛れのテレ朝が打って出た策が、ネットタイムの強烈な値下げ攻勢。
「テレ朝のネットタイムとフジテレビのローカルタイム(関東地区のスポンサー広告)の価格が
同じになってしまった。2~3倍の差があってもいいはずなのに、いくら何でも下げすぎだ」と
フジテレビの経営幹部は半ばあきれ顔で吐き捨てる。
「おかげでこちらも値下げせざるをえなくなったんですよ」。
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